年齢に応じた英語教育1

  • 2019.01.28 Monday
  • 00:15

JUGEMテーマ:聞けて話せる英会話教材と、英会話上達法

 

何が何でも英語をお子様に話せるようになってもらいたいですか?

 

しかし、適正な年齢がございます。

たとえば、英語圏の国から小学校の低学年で日本に帰国した子供たちは、半年で英語がきれいに蒸発します。さすがに、潜在能力として英語力はある程度残りますが。

これに対して小学校の高学年で日本に帰国した子供たちの英語能力は永続的なもの、つまり財産として残ります。

この違いは、論理的思考の発達段階によるものだと考えられます。

一方、発音に関しての感受性はお子様が幼いほど高いのです。感受性が高い時期に、たとえばLとRの違いを聞き分ける訓練を行えば、その能力は、永続的に残ります。残念ながら、音に対しての感受性の高い時期は10歳、つまり小学4年生前後に終わると言われています。私自身も、これまで沢山の子供たちを扱ってきて、それくらいだと感じております。しかし、面白いのは、音に対して感受性が落ち始めることに引き換え、同じ時期に論理的思考が発達していくことです。

ピアノやバイオリンで音楽を学ぶ子供たちの、絶対音階の形成限界も10歳前後と言われますから、興味深いことです。

ちなみに仕事柄、「何歳から英語を習えばいいですか?」とご質問を受けることはたびたびあります。胎教は証明しようがないので、無意味だと考えます。次に3歳以下の英語教育ですが、これも無意味です。というか、その子の10年後や20年後まで誰かが科学的に追跡調査をしたという話を聞いたことがありません。むしろ、生後3年間の記憶は消滅するという研究結果が発表されていたりもするわけですから、「ゼロ歳からの英語教育」なんていうものは怪しい限りです。

私は、英語教育を始める適齢期は3歳以上、つまり幼稚園に通い始める頃だとお答えしております。しかし、私は別の意見も用意しております。英語圏の日常生活においてLとRまたはBとVの聞き分けができなくても普通に生きてはいけます。だからLとRまたはBとVを聞き分ける能力の必要性は絶対ではありません。

ところで、私は英語を教えるという職業を選びました。そうすると、私の独特な英語の教授法を理解してもらうために、これまで数限りなく外国人と議論を重ねてきました。LとRまたはBとVの聞き分けができないため、そういう議論の際に私は結構困りました。つまりLとRまたはBとVの聞き分けができなくても日常会話はこなせますが、国際的にビジネスなどで活躍しようと思えば、より正確に発音し、より正確に聞き取る能力が不可欠となります。

もちろん、お子様が小さなときに、その子がどのような職業につくのかということは予測できません。しかし、お子様が成長してからでは不可能な教育があることはご承知おきください。

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