「自然に英語が身につきます」のウソ

  • 2019.01.27 Sunday
  • 00:04

JUGEMテーマ:聞けて話せる英会話教材と、英会話上達法

 

前回に触れたことと少しかぶります。

「うちの教室では、自然に英語が身につくような授業を実施しています。」と、言葉の綾かもしれないですが、英会話教室はよく口にします。冷静になって考えましょう。日本人の子供たちはこの世に生を受けて以降、2〜3年で少し日本語が話せるようになります。それは、日本語を日常的に聞きに聞きまくった成果です。小学校にあがる頃には、昨日の出来事なんかをつたいながらも、おうちの方に割と正確に伝えられるようになります。ただし、この能力は男女差、あるいは、第一子なのかそうではないのかなどによりかなり個人差があることでしょう。さらに、これも個人差がありますが、同じころ身に付けておられる日本語の語彙は4,000語以上です。自然に日本語を身に付けた結果です。

さて、英会話教室のお話です。1週間に1度、60分つまり1時間の授業を受けたとします。1年間にはおよそ48週ございますので、48時間の授業を受けることになります。48時間、つまり2日分です。6年間通った場合、合計で12日分となります。この数字に公平性を与えるめ、睡眠時間も考慮しましょう。そうすると恐らく20日分ほどの英語を教室で耳にし、あるいは口にしたことになります。たった20日で「自然に」、単語も含めて身につくわけがないですね。

ちなみに、現行の中学校の英語教育において3年間で習う単語数は1,500語程度です。この単語数でさえ、子供たちは苦労を重ねて身に付けるのです。

上記の数字には脚色はございません。「うちの教室では、自然に英語が身につきます。」こんなことは口が裂けてもプロの英語講師が言ってはならないことですね。

だから、科学的な英語教育の理論や方法が必要になるのです。だから私の英語教育理論は理屈っぽいのです。

「この人、怒ってるの?」とブログをお読みの方は思われるかもしれません。ええ、怒っています。通っていても英語が話せるようにならないけれど、案外それを自覚している英会話教室ばかりだったりして、それでもお金を稼ぐ手段として教室を経営している、あるいは教師として教鞭を執っている、そんな状況に怒りを覚えます。「なんだ、通っていても英語がしゃべれないじゃないか。」と多くの方が思ってしまうことが悔しくてしょうがないです。

直接お会いしたことのある、ある英会話教室の経営者が以前私にこんなことを言いました。

「あなたの、英会話教室経営コンサルタントのホームページを見ました。『本当に英語が話せるようになるとチラシやホームページで謳っていない英会話教室はダメ』という文句をなるほどと思い、パクらせてもらいました。」

いけしゃあしゃあと私に明言したのです。

そこかよ。

大切なのは、子供たちに本当に英語を話せるようにして上げることであって、広告宣伝の文言にできもしないことを載せることではないだろう。

その英会話?教室は、西宮市にも展開しています。

 

良い英会話教室を見分ける方法はございます。絶対ではないですが。チラシやホームページに具体的な教育方法を明記していれば、ある程度は信用に足る、かもしれません。

中学校以降の学校での英語の成績にも自信を持っているようならなお良いです。

ただし、あえて宣伝媒体に「本当に英語が話せるようになる」と謳っていない教室でも、「本当に英語が話せるようになりますか」と問えば「なります」と心にもないことを答える可能性は大ですので、これはご注意ください。

 

上記の他にも、良い英会話教室か、そうではないのかを見分ける方法は色々ございます。気になる方は、メールではなく直接私どもの方へお電話でお問い合わせください。また、英会話を経営されている方の抗議もお受けしますが、その場合、匿名のメールやお電話には応じかねますのでご了承ください。あるいは、公開の場での討論でも構いません。

 

 

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