年齢に応じた英語教育3

  • 2019.02.10 Sunday
  • 00:41

JUGEMテーマ:聞けて話せる英会話教材と、英会話上達法

 

そもそも学習に関してreadinessという考え方があります。readiness(レディネス)とはready(レディ:準備ができている)の名詞形なので、珍しい学術用語というわけではありません。日本の小学校で、理科や社会を本格的習い始めるのは、論理的思考が得意になり始める小学3年生に繰り下げられたのは20年以上の前のことですが、これはreadinessに基づく改革です。私は正直、そんなことは当たり前だろと思いますし、それよりずっと以前から、readinessなんて言葉を知らずに、子供たちの年齢的特性に合わせたカリキュラムを立ち上げ実行してきました。

 

とにかく目先の英語能力を上げることに固執し、日本語能力の育成を犠牲に何が何でも英語がしゃべれるようになれば良いなんて姿勢はもとより、論理的なカリキュラムもなしに、子供たちの年齢特性も考慮せず、外国人の講師がいて適当な教材があるからとりあえず英会話教室を開いて子供たちを集めるというやり方では、犠牲にするものが大きすぎます。前回も述べましたが、コストだけの問題ではなく、年齢まで犠牲にしてしまうからです。

 

さて、ジェイズでは具体的には以下のように考え、カリキュラムを組んでおります。

 

0〜3歳

英語教育なんて一切必要なし。たとえ音声教育も含め英語教育を施したところで、それに関しての追跡調査も存在しない現状、ただの無駄でしかない。それより、親御さんの日本語をガンガン聞かせてあげてください。

 

3〜5歳

幼稚園に在学したりする頃です。音声に関する感受性が極めて高い時期。また英語に対する抵抗の少ない時期。TPRやQ&Aで豊富に英語を聞かせ、身体で英語の語順や英語独特の音声を覚えてもらう。単語や文を丸暗記してもらっても、すぐに蒸発してしまうことを覚悟するべき。

 

小1〜3

フォニックスを導入し、英単語の読み書きの基本を完全に身に付けていただく。確かに知識の定着はまだ難しい時期ですが、同じころ学校では平仮名だけでなく片仮名や漢字まで学習する時期です。繰り返し勉強していただくことで、漢字より遥かに簡単であるフォニックスをきっちり身に付けていただきます。そうすることで、以降登場する大量の英単語を楽に習得できるようになります。

この時期もTPRやQ&Aで、継続して英語の語順を体で覚えていただきます。

 

小4以上

いよいよ収穫の時期です。これまで1万人以上の子供たちを見て実感してることですが、3歳児から小3までの下準備と言える期間は長ければ長いほどより高い結果につながっています。中には結果を急いで求める保護者もいらっしゃいます。しかし先にも述べていますが、コストや適性年齢を無視した教育はとんでもない犠牲を強いることになります。急がずに一歩ずついきましょう。

ここまでは年間カリキュラムという形態をとります。つまり年度の変わり目には、落第でもしない限り次のカリキュラム進んでいただきます。しかし、これ以降はそうではなくなります。文法を学びながら徹底したスピーキング練習で学んだことを完全に身に付けていただくようにします。早い子も遅い子もいます。その差は、90%以上ご本人の努力の量に起因します。うちの授業で落ちこぼれは出せません。学校の英語についていけなければ、学習塾で補習してくれますが、ジェイズの授業についていけなくても補習してくれる教育機関は存在しません。なので、原則各クラスの進度に合わせて授業を進めてまいります。そうするとクラスによりカリキュラムをこなせるスピードが異なります。1年で一つずつ進級するという態勢は取れないのです。ジェイズに入会していただいた以上、責任をもって本当に英語が話せるようになっていただきます。

順調にいけば、1年半ほどで品詞を理解し、三単現のsを完全に身に付け、be動詞と一般動詞も使い分けるようになります。この時点での語彙はまだまだ少ないですが、現在形の範囲内なら会話をこなせます。さらにそこから1年半、小学校を卒業するころには、過去・未来も使いこなせるようになります。もちろん「聞く・話す・読む・書く」の4技能においてです。出来事が中心の子供たちの会話では、そこが日常会話レベルです。

今頃になって文部省が、そのため英検が、「聞く・話す・読む・書く」の4技能が重要だと声をあげていますが、私は30年前から「聞く・話す・読む・書く」の重要性を訴えてきました。というのは余談ですが。

ジェイズでは小学校を卒業したら授業はおしまいなのか?いえ、特にそこに切れ目は置いていません。まだまだジェイズでがんばっていただきます。会話では、時制(現在・過去・未来など)が最も大切な要素です。現在・過去・未来表現のあとは現在完了へ続きます。比較級や不定詞の詳細を後回しにします。日本人の子供に対する英語一貫教育の慣性形です。

 

このクラス(スーパースピーキング)でがんばっていただくためには、フォニックスのほぼ完全な定着が絶対的な前提になります。そうすると外部からのこのクラスへの編入が、絶望的に無理になります。外部から生徒を受け入れられなく、さらに保護者の方の転勤等で生徒数は減ることはあっても増えることはありません。しかし、子供たちの英語力に責任を持つとそういうことになります。経営効率は落ちますが、嘆くことではありません。

 

ちなみに、それだけ英語が話せるようになるということは、よほどの量の家庭学習を強要されるのではないかとご質問を受けることがあります。個人差や状況にもよりますが、週15分から、多くて1時間くらいでしょう。この勉強量を私は多いと思いませんが、いかがでしょう?

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